#416 thatの様々な使用法

以前の記事(#289 Look at that!)でも that の使い方について少し触れましたが、今回の「Me Firstの原則」について調べる中で再会し、あらためて this と that の深さを実感したのでメモとして残しておきます。 ...

2026-9-30

#415 日米で異なる社会言語学の使命

比嘉・ニコラス(1989)では、日本とアメリカにおける社会言語学の違いについて説明されています。 日本の社会言語学は、第二次世界大戦後に「言語生活研究」という名のもとで始まりました。主な研究課題としては、方言や共通語、敬語、国字、外来語などが挙げられます。 ...

2026-9-29

#414 語順からみる世界観

「bigger and better」とは言うのに、なぜ「better and bigger」とは言わないのでしょうか。 1975年の Cooper and Ross の研究は、まさにこうした「なぜ特定の表現の並び順が固定されているのか」という疑問から始まっています。著者らは、このように日常会話で語順が固直化した表現を「フリーズ(freezes)」と名付け、単なる記述的な文法問題にとどまらず、言語学的・心理学的な制約という視点から分析を行っています。 ...

2026-9-28

#413 流行の程度副詞

朝日新聞の飯間浩明さんによる「街のB級言葉図鑑」を読むのをいつも楽しみにしているのですが、今回は「爆裂」という言葉が取り上げられていました。 コンビニのからあげの広告で見かける「爆裂うめぇ〜」という表現が触れられていたのですが、その広告塔を務めているのがダンスボーカルグループM!LKの佐野勇斗さんです。このグループが「爆裂愛してる」という楽曲をリリースしたことから、この言葉が流行したといわれています。 ...

2026-9-27

#412 閉廷前のことば

9月25日の朝日新聞朝刊で、元裁判官の大西直樹氏のお話が紹介されていました。 大西氏は裁判官時代、判決を言い渡してすぐに閉廷するのではなく、刑事被告人に必ず「説諭」を行っていたそうです。このように必ず説諭をする裁判官は珍しいと、記事でも触れられていました。 ...

2026-9-26

#411 ジェンダー誕生の背景

「ジェンダー(gender)」という言葉は、江原・山田(2003)によれば、もともとは言語学において「名詞の性別を意味する用語」であったと言われています。 ...

2026-9-25

#410 翻訳がつくる像

言語とジェンダー研究をご専門とされている中村桃子先生のご講演動画を聞きました。これはJALT(全国語学教育学会)がYouTubeに「Momoko Nakamura: Gender Construction in Japanese Translation (JALT2018)」というタイトルで公開されているものです。 ...

2026-9-24

#409 英語もさまざま

本日から秋学期の授業が始まりました。昨日までは現実に引き戻されるような恐ろしい気持ちもありましたが、始まってみると科目が「英語学」ということもあり、現時点ではとてもワクワクした気持ちでおります。 ...

2026-9-23

#408 CMCの立ち位置

コンピューター媒介コミュニケーション(CMC; Computer-Mediated Communication)について、Androutsopoulos(2011)を読んでいるのですが、CMCの下位概念として、書き言葉の実践に特化した概念である「networked writing」が挙げられていたので、その特徴をメモとしてまとめておきます。 ...

2026-9-22

#407 開放系言語学

後期の授業で「開放系言語学」を取り上げる予定があり、唐須教光先生の『開放系言語学への招待―文化・認知・コミュニケーション』の「はじめに」を読み返してみました。 ...

2026-9-21