#431 フィルターとしてのメディア
村松(1994)の『女性とマスメディア』では、マスメディアという圧倒的な情報環境によって現実が構成されるという点について触れられています。 最近は若者の間でテレビよりもSNSや動画配信サービスに割かれる時間が増加傾向にありますが、依然として全体の視聴時間数ではテレビが多いという点も踏まえて本書を読み進めていました。その中で、当時と現在で状況が変わっていないと感じた一節があります。 ...
村松(1994)の『女性とマスメディア』では、マスメディアという圧倒的な情報環境によって現実が構成されるという点について触れられています。 最近は若者の間でテレビよりもSNSや動画配信サービスに割かれる時間が増加傾向にありますが、依然として全体の視聴時間数ではテレビが多いという点も踏まえて本書を読み進めていました。その中で、当時と現在で状況が変わっていないと感じた一節があります。 ...
10月11日付の朝日新聞朝刊に掲載された「夫婦の呼び名、若者どう思ってる?」という記事で、東京農工大学の任利准教授(社会言語学)と守一雄名誉教授(認知心理学)による興味深い実験が紹介されていました。 ...
井出祥子先生の「アメリカ英語の男女差」では、ロビン・レイコフの研究(Lakoff, 1975)に基づいて、英語に内在する男女差がまとめられています。 ...
お盆休みの不在中にたまっていた新聞を、いま一気に読んでおります。その中でも8月13日の紙面には、自分の中でしっかりと記録しておきたい記事が2つありました。少し長くなりそうなので、数日に分けて共有します。 ...
昨日の朝日新聞朝刊の「Re:Ron」から、『「男消し構文」日韓のメディアに』というタイトルで面白い記事を見つけました。 「男消し構文」とは、報道において加害者や被害者が女性だと性別が強調される一方で、男性は性別を書かれないという非対称な表現を示す言葉だそうです。 ...
ジェンダーイデオロギーやセクシストランゲージについて考えるとき、特に印象に残っているのが、東氏が紹介していたハウス食品のCM「私作る人、僕食べる人」です。料理を作るのは女性、それを待って食べるのは男性という前提(イデオロギー)が、当時の社会に根強く残っていたからこそ、このようなCMが制作されたのだと思います。もちろん、放送直後から大きな問題となり抗議を受けましたが、当時のジェンダー観を象徴する事例と言えます。 ...
本日は恩師とともに、江戸の情緒を感じる文化散歩に出かけてきました。 御茶ノ水から上野まで歩き、そこから銀座線に揺られて浅草へ。道中で甘酒を味わい、神社にお参りをし、最後にはビールを楽しむという大充実の散歩コースでした。心地よい疲れとともに、「新年度からもなんとか頑張れそうだ」という前向きな活力をいただいた一日となりました。 ...
前回の記事では、ジェンダーと言葉に関する研究の第一の流れについて触れました。今回は、もう一つの大きな潮流と、近年の研究がどのような視点に向かっているのかを紐解いてみたいと思います。 ...
最近、ドラマ『きのう何食べた?』を久しぶりに見返しています。お目当てはもっぱら料理シーンなのですが、Netflixの作品解説にある「東京で暮らす弁護士・史朗の日課は、美容師をしている恋人・賢二のための夕食作り。そんな中年ゲイカップルの日常と食卓を、ほろ苦くもあたたかく描く」という言葉の通り、二人の関係性と食卓を囲む空気感に改めて惹きつけられます。 ...
Janet Holmes の“Humour, Power and Gender in the Workplace” を読みました。 データはニュージーランドの職場で、政府機関や民間企業、小規模ビジネス、工場、病院の病棟など、かなり幅広い現場が対象になっています。この論文でのユーモアの定義は次のようなものですが、やはり判断は簡単ではないとも述べられています。 ...