#132 無駄を楽しむ
12月18日に大阪で開催された、井上逸兵先生と堀田隆一先生のトークライブに参加しました。そもそもライブハウスのような場に言語学者が呼ばれていること自体が印象的で、ことばをツールとしてよりは、愉しむものとして捉える感覚が反映されているというお話が始まったように記憶しています。ことばは情報伝達の手段にとどまらず、楽しむ対象でもあるという点について、ヤコブソンの話題にも触れられていました(到着時点ですでにお酒が入っていたため、細部の記憶はやや曖昧です…)。そのほかにも、効率が強く求められるAI時代だからこそ浮かび上がる「雑談」や「無駄」への関心、そしてメディアによる発信が、もはや一方向的な「発信」というよりも、「共有」に近いものになっているのではないか、といった話題まで、幅広く展開されていました。 ...