#440 結婚/marriage/mariage

八代ほか(2009)では、Takahara(1974)の研究を取り上げ、言語による「意味」の違いについて説明されています。 この研究は、アメリカ人、フランス人、日本人を対象に、marriage / mariage / 結婚 という言葉からの連想について、3つの言語圏でのパイロット調査から得られた26語の中から選択してもらうという方法で行われました。 ...

2026-10-24

#418 文化の島

文化の定義について、岡部(1996)は「文化とは、ある集団のメンバーによって、幾世代にも渡って獲得され蓄積された知識、経験、信念、価値観、態度、社会階層、宗教、役割、時間・空間関係、宇宙観、物質所有感といった諸相の集大成であるといえよう」と定義しています(矢代・小池 1998)。 ...

2026-10-2

#306 落語家さんのおはなし

昨日、大学の企画で落語家の立川志の春さんの講演会に参加しました。志の春さんの海外生活の経験や企業に勤められていた経歴、そして落語家になるまで、なってからの歩みのすべてが現在の素晴らしい語りに繋がっていて、非常に興味深いお話ばかりでした。 ...

2026-6-12

#180 何を評価するか

成績をつける時期になったので、渡邊(2004)の「日米通知表比較」を思い出しました。ここでは詳しく踏み込まず、ポイントだけ端的に紹介したいと思います。 ...

2026-2-6

#174 何を知覚しているのか

アドラーの『異文化組織のマネジメント』の中に、知覚について述べられている興味深い箇所があります。そこでは知覚が、「各個人が自分自身にとって意味のある経験となるように、外的環境からの刺激を選択し、構成し、評価するプロセス」であると定義されています。 ...

2026-1-31

#89 不確実性の回避

Hofstedeは、文化の価値次元の一つとして「不確実性の回避(uncertainty avoidance)」を挙げています。不確実性の回避の度合いが高い文化(High-uncertainty-avoidance cultures)では、安定性を重視し、ルールを求めたり、逸脱に厳しかったり、合意を求める傾向が強いとされています。日本もこの度合いが高い国の一つとして紹介されています。 ...

2025-11-7

#87  人物写真に何を映すか

昨日に引き続き、エリン・メイヤーの本で紹介されている興味深い二つの実験についてご紹介します。それは、リチャード・ニスベット教授と増田貴彦氏により、日本人とアメリカ人の参加者たちを対象に行われたものです(出典は後日追記します…)。 ...

2025-11-5

#86 逆から始める

昨日の授業で、エリン・メイヤーの『異文化理解力』を紹介していたとき、以前からどこで読んだのだったかな・・・と気になっていた事例に再会しました。 ...

2025-11-4

#55 ミドルコンテクスト

明治大学駿河台キャンパスで開かれた国際ビジネスコミュニケーション学会に参加してきました。今回は村田和代先生のご発表を拝聴するのが目的でしたが、それ以外にも興味深い発表が多く、とても充実した時間になりました。実務家の参加者も多く、企業合併の現場で生じるミスコミュニケーションなど、リアルなデータに基づいた報告を聞けたのが特に面白かったです。 ...

2025-10-1

#16  空間がつくるコミュニケーション

#16 空間がつくるコミュニケーション 昨日ご紹介した「タタミゼ(tatamiser)」という言葉。フランス語では日本風の室内様式を取り入れることを意味しますが、鈴木孝夫先生はそれを空間にとどめず、日本語を通じて日本語的な感覚を持つことにも広げて用いられていました。 ...

2025-8-26