#423 英語の悪口
前回の悪口の言語的特徴に続き、比嘉・ニコラス(1989)では、英語における悪口の特色として以下の3点が挙げられています。 1点目は「神聖さを汚す言葉(profanities)を使う」ことです。日本語では宗教に関連する悪口はあまり見られませんが、英語では“God damn you!”や“Go to hell!”のように、神や宗教的概念を用いた表現が存在します。 ...
前回の悪口の言語的特徴に続き、比嘉・ニコラス(1989)では、英語における悪口の特色として以下の3点が挙げられています。 1点目は「神聖さを汚す言葉(profanities)を使う」ことです。日本語では宗教に関連する悪口はあまり見られませんが、英語では“God damn you!”や“Go to hell!”のように、神や宗教的概念を用いた表現が存在します。 ...
泉(2023)の『悪口ってなんだろう』にある「13悪口の文法」では、悪口の言語的な特徴についてまとめられています。 まず、「きもい」や「うざい」などの形容詞のほか、「あほ」「バカ」「まぬけ」といった言葉は、「あほな人」「バカな行為」のように「な」を使って名詞とつながり、修飾語や述語として用いられます。また、「嘘つき」「老害」「バイキン」などの名詞は、「あの嘘つきが~」のように特定の人やものを指す指示表現として使われたり、「あいつは嘘つきだ」のように述語として使われたりします。 ...