#273 ジョークのタイミング
以前に扱ったジョークの使用に対するアメリカ人と日本人の違いに関連する内容が、大島(2001)でも同様に確認されました(実は、前回の本に載っていたのをきっかけに、今回この本を読んでいるわけですが…!)。 ...
以前に扱ったジョークの使用に対するアメリカ人と日本人の違いに関連する内容が、大島(2001)でも同様に確認されました(実は、前回の本に載っていたのをきっかけに、今回この本を読んでいるわけですが…!)。 ...
大島(2001)は、異文化コミュニケーションにおける重要な要素の一つとしてユーモアを挙げています。ハワイを対象とした調査では、多様な人種が共存する他民族社会において、異なる民族同士が平和に共存するために、異文化をネタにしたジョークが日常のコミュニケーションに欠かせない役割を果たしていることが明らかにされています。 ...
川原先生のご著書から、そのタイトルにもある「なぜお菓子の名前にパ行が多いのか」という疑問について、改めて自分の中で内容を振り返っておきたいと思います。 ...
#268で取り上げた長岡らによる実験では、台本を用いた模擬対話を通して、対話相手の「交替潜時(発話が入れ替わる際の間の長さ)」の変動が、聞き手の反応にどのような影響を与えるかが調査されました。この実験では、相手の交替潜時が操作されていることを被験者には伏せた上で、相手の間の取り方の変化に応じて、被験者自身の交替潜時も連動して変化するかどうかが詳しく調べられています。 ...
2年ぶりに釣りに行ってきました。「釣りが好き」と言うのがおこがましく感じられるほどのブランクでしたが、真鯛が2キロと1キロをそれぞれ1枚ずつ、さらにイサキを11匹も釣り上げることができ、やはり真鯛の感触は格別だと嬉しくなりました。 ...
古賀及子さんの『5秒日記』の中に、次のようなお話がありました。 「「缶詰のシロップ、そんなに甘くないね」「ほんとだ」と娘と話していたら、ゲームをしたあとで食べた息子も「シロップ、そうだね、甘くないね」と言って、リアルな会話というのはわりと平気で時間差をもって応答する。」 ...
ブックログで紹介した『笑いの力』の中に、興味深い記述がありました。 「(河合) ぼくの解釈は、アメリカ人というのはみんな個人、バラバラでしょう。パーティーの席でも、みんなバラバラなんですよ。一緒に話を聞いてもらおうと思ったら、笑うってのが一番いいんです。みんなでわあっと笑うと、一体感ができるでしょう。一体感をつくっといて、しゃべる。 日本人は、来てすぐみんな一体になってしまう。そうすると、ぼくも本来ならば聴衆の側にいるべきなのに、演壇に立たされるわけでしょう。これは絶対に弁解せにゃいかんわけですよ(笑)。「私は、本来ならばみんなのところにいるべき人間だけど、演壇にいます」ということを言わねばならない。アメリカ人には、ジョークの本がいっぱいあるんですよ。明日スピーチをするといったら『ジョーク集』で勉強して、これを言おうと思ってくるんですよ。前の晩考えたジョークを朝言うって一番あほやとぼくは思うんですが、それでも、みんなわあっと笑うんでしょう、これもやっぱり儀式なんです。日本人も弁解が儀式になっているのと同じように」 ...
『笑いの力』を読んでいて、その中の「文学と笑い」のセクション(筒井康隆)でアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』が出てきました。 この本については、野村益寛氏の『ファンダメンタル認知言語学』でも触れられていた記憶があります。「意味とは何か」を考える章で、事態をどう見るかという「捉え方(construal)」との関連でコラムとして紹介されていたはずです(あいにく連休中で手元に本がなく、詳細を確認できないのがもどかしいのですが)。そのときは、確かに絶対の意味は存在しなくて、その時代だったり、その人ならではの「捉え方」が意味に含まれているのだ、という理解をしたと記憶しています。 ...
ゴールデンウィーク初日。やらなければならないことはありますが、せっかくの休日なので、近所の散歩に加えて少し足を延ばし、神保町の古書店巡りに行ってきました。 ...
最近、コード・スイッチングに関する最近の研究にはどのようなものがあるのか気になり、簡単に調べていました。その中で、YouTubeなどのソーシャルメディアを対象とした研究がいくつか見つかったのですが、今回実際に読んでみたのは Adawiah et al. (2023) による調査です。 ...