#92 市民〇〇時代到来?

昨日は井上逸兵先生のご講演を聞きました。実は昨晩は、その前の「階段滑り落ち事件」の衝撃が長引き、さらに講演後の打ち上げと締めの博多ラーメンにも参加したこともあって、疲労困憊で布団にダイブしてしまいました。そのため、昨日のうちに追記することはできませんでした。 ...

2025-11-10

#91 ひとやすみ

日本英語学会に参加するため、福岡に来ています。 井上逸兵先生のご講演「言語学と社会・言語学とメディア」を聴くことを楽しみにしていたのですが、その道中で、階段をみごとに滑り落ちてしまい、足が4か所ほどかなり腫れ上がってしまいました。 ...

2025-11-9

#90 ワクワクする基準

昨日は、Hofstedeの「不確実性の回避」について紹介しました。Hofstede(1980)によれば、日本は40か国中4番目に不確実性の回避の度合いが高く(ギリシャ、ポルトガル、ベルギーに次いで)、一方でアメリカは32位と、日本に比べてかなり低いことがわかります ...

2025-11-8

#89 不確実性の回避

Hofstedeは、文化の価値次元の一つとして「不確実性の回避(uncertainty avoidance)」を挙げています。不確実性の回避の度合いが高い文化(High-uncertainty-avoidance cultures)では、安定性を重視し、ルールを求めたり、逸脱に厳しかったり、合意を求める傾向が強いとされています。日本もこの度合いが高い国の一つとして紹介されています。 ...

2025-11-7

#88 逆説的なフェイス

Ron ScollonとSuzanne Wong Scollonの “Interpersonal Politeness and Power” を読んでいます。この中で、face(フェイス/面子・面目)の定義や用語整理が非常に明快に書かれていたので、ここにまとめておきたいと思います。 ...

2025-11-6

#87  人物写真に何を映すか

昨日に引き続き、エリン・メイヤーの本で紹介されている興味深い二つの実験についてご紹介します。それは、リチャード・ニスベット教授と増田貴彦氏により、日本人とアメリカ人の参加者たちを対象に行われたものです(出典は後日追記します…)。 ...

2025-11-5

#86 逆から始める

昨日の授業で、エリン・メイヤーの『異文化理解力』を紹介していたとき、以前からどこで読んだのだったかな・・・と気になっていた事例に再会しました。 ...

2025-11-4

#85 ひとのことば(3)

昨日から紹介している人間の言語の特徴について、今日は最後の二つをまとめたいと思います。 まず、⑥の転位(可能)性とは、「コミュニケーション行動において、記号をそれが表現するものと、時間的・空間的な距離を置いて使うことを可能にするような特性」のことを指します。つまり、過去や未来、または遠く離れた場所での出来事を語ることができるという点に、この特質がよく表れています。一見すると、ミツバチのダンスも蜜を見つけて、その位置を仲間に知らせるという点で、時間的にも空間的にも転位可能性を持つように見えます。しかし唐須は、ミツバチは回り道をして用を足したりせず、まっすぐに巣に飛んで帰る点において、刺激の制約からは自由になっていないと指摘しています。つまり、ミツバチのダンスは人間の言語のような自由な転位ではないのです。 ...

2025-11-3

#84 ひとのことば(2)

昨日に続いて、『文化の言語学』から、言語の特徴の③〜⑤についてご紹介します。 まず③の恣意性(arbitrariness)。「ある記号とその意味との間に幾何学的類似性がある場合、その記号を像的(iconic)と呼ぶが、それ以外の場合を恣意的(arbitrary)と呼ぶ」とあります。たとえば「犬」という動物の概念と、/イヌ/という音のあいだには、形や構造上の似かよいは一切なく、まさにその結びつきは偶然的・恣意的なものです。 ...

2025-11-2

#83 ひとのことば(1)

唐須先生は『文化の言語学』の中で、ハケット(Hockett, C. 1958)が挙げた人間言語の特徴をもとに、動物たちのコミュニケーションシステムとの比較を通して、ヒトのことばの特徴を7つにまとめています。 ...

2025-11-1