#427 I-C-E C-R-E-A-M-S
前の記事で紹介した金庫を「金子さん」と表現する事例について、隠語のような言葉遣いがなぜ機能するのか、ひとつの解釈として「協調の原理」とその「4つの格率」、そしてその「違反」が関係していると捉えるのもありかな…などと考えていました。 ...
前の記事で紹介した金庫を「金子さん」と表現する事例について、隠語のような言葉遣いがなぜ機能するのか、ひとつの解釈として「協調の原理」とその「4つの格率」、そしてその「違反」が関係していると捉えるのもありかな…などと考えていました。 ...
野村(1996)は、落語の特徴を以下のように分類しています。 まず、落語の会話は、演者の聴衆に対する直接の「カタリカケ」と登場人物どうしの会話の二重構造をもっています。これを自然会話と比較すると、登場人物の会話における発話には「同一人物の1回の発話がながい」「発話のかさなり(オーバーラップ)がない」「場面転換や時間の経過をしめす独白がおおい」といった特徴が見られます。また、発話におけるポーズ(間)には、「聴衆の反応をたしかめる」「場面転換を示す」「非言語行動をしめす」「登場人物のためらいをしめす」「演出上の強調を意図するもの」が多く含まれています。 ...
前回の記事で紹介した『雑談の美学』の中で、堀田(2015)は、雑談をどのように判別するかという点について、Grice(1975)の協調の原理を「雑談度を見極める指標として援用」しています。協調の原理は、「関連性」「質」「量」「様態」の4つの公理から成りますが、堀田はこれらを雑談の分析に即して整理しています。 ...
今年6月にオーストラリアを訪れた際、物価の高さに驚かされ、食事にはファストフードを利用することが多くありました。ある日、遠くに見慣れた色合いの看板が目に入り、「バーガーキングだ」と思って近づいたのですが、そこに掲げられていたのは「Hungry Jack’s」という名前でした。戸惑いつつ店内に入ってみると、そこにはワッパーなどの見覚えのあるメニューを確認することができ、「やはりバーガーキングだ」と安心しました。 ...
昨日、NHKの新プロジェクトX「渋谷駅 100年に1度の大工事~鉄道3社 日常を守り抜け~」を視聴し、胸を熱くし涙しました。 東急・JR・東京メトロという三社の利害が絡む中で、人々にとって駅はどうあるべきかを突き詰め、理想をすり合わせながら長期にわたる工事に踏み出す姿が描かれていました。終電から始発までのわずかな時間や年末年始の限られた期間を使い、日常生活への影響を最小限に抑えるために何度もリハーサルを重ねて実行する。そのプロフェッショナル精神、緊張感、一体感にただただ感動しました。 ...