#335 企業のメディア活用(2)

Hamade et al. (2024)では、企業のコミュニケーションにおけるソーシャルメディアの使用について、文献レビューをもとに多角的な検討がなされています。具体的には、ソーシャルメディアがどのような側面で論じられているかをはじめ、現在の研究におけるギャップ、研究の今後の展望などが示されています。 ...

2026-7-11

#334 ネーミングライツ

昨日(7月9日)の朝日新聞の夕刊1面で、「命名権(ネーミングライツ)」についての特集が取り上げられていました。 記事による定義を紹介すると、命名権とは「施設などに企業名やブランド名を愛称としてつける権利」のこと。企業側は広告宣伝やイメージ向上を狙って契約料を支払い、所有者側は施設の維持管理費を含めた安定的な財源を得られるという仕組みになっています。20世紀後半のアメリカで始まり、日本では2000年代以降に本格的に広まりました。 ...

2026-7-10

#333 方言とアイデンティティ

『新英語教育』に掲載されている神崎高明先生の「同じ地域の英語話者はみんな同じ英語を話しているか?」という論考を読みました。データ自体はその後更新されている部分もあるかと思いますが、英語に限らず面白い指摘がいくつかありましたので、書き留めておきたいと思います。 ...

2026-7-9

#332 ソーシャルメディア活用の実態

三井・辻本(2025)では、政令指定都市の行政広報におけるソーシャルメディアの活用状況を調査し、その特徴やチャネルごとの特性を明らかにしています。 ...

2026-7-8

#331 企業のメディア活用にまつわるトピック

前回の続きとして、今回は竇(2014)が指摘する「企業の広報活動におけるオンラインメディアの利用」について、現在(注. この当時の現在、以下も同様)研究が進められている3つの主要なトピックを詳しく掘り下げてみたいと思います。 ...

2026-7-7

#330 企業のメディア活用

企業のオンラインメディア活用の実態について、今となっては少し古い情報かもしれませんが、竇(2014)の論文を読みました。 企業がどのように対外的にメッセージを発信しているのかということは、私自身の大きな関心事でもあります。企業のメッセージは、社会的な期待やそれに伴う制約を映し出すものだと個人的には考えており、社会のあり方を考える上でも重要な素材の一つだと思っています。 ...

2026-7-6

#329 いつもと違う書き方

最近は新聞記事などをまとめた投稿が多く、自分自身の探索不足や勉強不足を感じることもありますが、どれも面白く、そのまま忘れてしまうのはもったいないのでブログに書き留めさせてください。 ...

2026-7-5

#328 色々なことを考えて紡ぎだされることば

昨日の記事に引き続き、言語の起源(下)「話せる能力 賛美より理解を」を拝読しました。 この記事では、まず「象徴性」と「社会性」という二つのキーワードが挙げられています。洞窟壁画や手形、装飾品などの形跡から、古人類にも象徴的な行動があった可能性が議論されています。そのなかでもホモ・サピエンスは、恣意的な記号を組み合わせ、それを集団で共有する能力がより発達していたと指摘されています。この「形や音と意味の結びつきが固定的なものにとどまらず、シンボルとして柔軟に使える点」こそが、言語の大きな特徴であると言えます。 ...

2026-7-4

#327 言語の起源を支える3つの能力

岡ノ谷一夫先生が執筆に加わったサイエンス誌の論文をもとにした記事、「人間だけに語らう力 偶然の産物」を読みました。 そこでは、人間にだけ言語が生まれたのはたった一つの進化によるものではなく、生物が持ちうる3つの能力が人間にだけたまたまバランスよく重なったからではないか、という興味深い説が紹介されています。その3つの能力とは、「発生学習」「規則創発」「社会協調」です。 ...

2026-7-3

#326 デジタル社会のフェーズ

朝日新聞の「Globe+」でパリのベストセラーが紹介されていたのですが、その中に『Le temps de l’obsolescence humaine(人間が廃れる時代)』という本がありました。「快感あおるAIへの警鐘」というタイトルで取り上げられており、作中で語られている「デジタル社会の区分」が非常に興味深く、忘れないようにここに書き留めておこうと思います。ちなみに著者は、質の高い文化番組を制作することで知られる、独仏共同出資のテレビ局「アルテ・フランス」の社長を務めている方だそうです。 ...

2026-7-2