#328 色々なことを考えて紡ぎだされることば

昨日の記事に引き続き、言語の起源(下)「話せる能力 賛美より理解を」を拝読しました。 この記事では、まず「象徴性」と「社会性」という二つのキーワードが挙げられています。洞窟壁画や手形、装飾品などの形跡から、古人類にも象徴的な行動があった可能性が議論されています。そのなかでもホモ・サピエンスは、恣意的な記号を組み合わせ、それを集団で共有する能力がより発達していたと指摘されています。この「形や音と意味の結びつきが固定的なものにとどまらず、シンボルとして柔軟に使える点」こそが、言語の大きな特徴であると言えます。 ...

2026-7-4

#327 言語の起源を支える3つの能力

岡ノ谷一夫先生が執筆に加わったサイエンス誌の論文をもとにした記事、「人間だけに語らう力 偶然の産物」を読みました。 そこでは、人間にだけ言語が生まれたのはたった一つの進化によるものではなく、生物が持ちうる3つの能力が人間にだけたまたまバランスよく重なったからではないか、という興味深い説が紹介されています。その3つの能力とは、「発生学習」「規則創発」「社会協調」です。 ...

2026-7-3