#306 落語家さんのおはなし
昨日、大学の企画で落語家の立川志の春さんの講演会に参加しました。志の春さんの海外生活の経験や企業に勤められていた経歴、そして落語家になるまで、なってからの歩みのすべてが現在の素晴らしい語りに繋がっていて、非常に興味深いお話ばかりでした。 ...
昨日、大学の企画で落語家の立川志の春さんの講演会に参加しました。志の春さんの海外生活の経験や企業に勤められていた経歴、そして落語家になるまで、なってからの歩みのすべてが現在の素晴らしい語りに繋がっていて、非常に興味深いお話ばかりでした。 ...
『笑いの力』を読んでいて、その中の「文学と笑い」のセクション(筒井康隆)でアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』が出てきました。 この本については、野村益寛氏の『ファンダメンタル認知言語学』でも触れられていた記憶があります。「意味とは何か」を考える章で、事態をどう見るかという「捉え方(construal)」との関連でコラムとして紹介されていたはずです(あいにく連休中で手元に本がなく、詳細を確認できないのがもどかしいのですが)。そのときは、確かに絶対の意味は存在しなくて、その時代だったり、その人ならではの「捉え方」が意味に含まれているのだ、という理解をしたと記憶しています。 ...
野村(1996)は、落語の特徴を以下のように分類しています。 まず、落語の会話は、演者の聴衆に対する直接の「カタリカケ」と登場人物どうしの会話の二重構造をもっています。これを自然会話と比較すると、登場人物の会話における発話には「同一人物の1回の発話がながい」「発話のかさなり(オーバーラップ)がない」「場面転換や時間の経過をしめす独白がおおい」といった特徴が見られます。また、発話におけるポーズ(間)には、「聴衆の反応をたしかめる」「場面転換を示す」「非言語行動をしめす」「登場人物のためらいをしめす」「演出上の強調を意図するもの」が多く含まれています。 ...