#165 ことばの力

「発語媒介行為」について考えています。これは発話行為(speech act)の3種類のうちのひとつですが、いわゆる「ことだま」や、私がこれまで研究対象としてきた企業のミッション・ステートメントなど、「言葉が人々を動かす力」を説明する際に、とても有効なのではないかと感じたからです。 ...

2026-1-22

#155 Journal of Pragmaticsの最新号(2)

前回の続きです。Journal of Pragmatics 最新号の後半に掲載されている論文の中から、残りの3本を見ていきます。 4本目は、Restricting impoliteness: (Re)asserting morality in third-party mediation of Chinese interpersonal conflict(Xiaoming Shang, Linlin Zhan & Chaoqun Xie, pp. 47–64) ...

2026-1-12

#154 Journal of Pragmaticsの最新号(1)

比較的よく目を通している Journal of Pragmatics の最新号について、今回は「今、どんな研究が取り上げられているのか」をざっと眺めてみようと思います。以前、とある先生から「最新号を見て、学会誌が今何に関心を向けているのかを意識するように」と言われたことがあるのを思い出しての試みです。 ...

2026-1-11

#114 謝ることの難しさ

Blum-Kulka and Olshtain の Requests and Apologies: A Cross-Cultural Study of Speech Act Realization Patterns (CCSARP) を読んでいます。この論文では、語用論という分野の射程は明確に定義しづらいものの、さまざまな研究が共通して抱える基本的な関心について、次のように述べられています。 ...

2025-12-2

#6 断り方もいろいろ

この時期になると、毎年思い出すことがあります。それはたいてい、過去のちょっとした後悔からくるのですが、決してネガティブではなく、「次はこうしよう」という前向きな気づきですので、よろしければお付き合いください。 ...

2025-8-16