#343 男消し構文について
昨日の朝日新聞朝刊の「Re:Ron」から、『「男消し構文」日韓のメディアに』というタイトルで面白い記事を見つけました。 「男消し構文」とは、報道において加害者や被害者が女性だと性別が強調される一方で、男性は性別を書かれないという非対称な表現を示す言葉だそうです。 ...
昨日の朝日新聞朝刊の「Re:Ron」から、『「男消し構文」日韓のメディアに』というタイトルで面白い記事を見つけました。 「男消し構文」とは、報道において加害者や被害者が女性だと性別が強調される一方で、男性は性別を書かれないという非対称な表現を示す言葉だそうです。 ...
前回のおじさん構文の話の続きですが、なんとこの構文、ボードゲームにまでなっていると知り、その定着ぶりに驚いています。 おじさん側からすれば、誘いなどのFTA(相手のフェイスを脅かす行為)を回避するための必死な防策とも取れるこの文体。うまく機能すれば角が立ちませんが、やりすぎると若者に「うざい」と一蹴されてしまう。そんな絶妙に不安定なバランスが文化として根付いているのは、実になんとも面白い現象です。 ...
「おじさん構文」という言葉が定着して5年ほど経ちますが、いまだにLINEなどで、おじさんがおじさん構文(たとえ内容は真面目な業務連絡でも)を使っているのを見ると、なんだか嬉しくなることがあります。「あ、ちゃんと指標しているな」と、一つの文化を確認したような気持ちになるのです。 ...
前回に引き続き、Dancygier & Vandelanotte (2017)の論文から、具体的に取り上げられていたインターネット・ミームの例を紹介したいと思います。その一つが “said no one ever”(だれもそんなこと言わない)というミームで、たとえば添付した画像のような形式をしています(以下画像添付)。 ...
昨日の記事でご紹介した池上嘉彦先生のご著書ですが、かつて私が大学2年生の時に別の著書『英文法を考える』が現代英語学の授業の夏休みの課題となり(さらに Swan の辞書 English Practical Usage もすべて通読せよとの課題であった…!)、その時特に印象に残った、構文の違いを読む要素の一つである「経験の直接性」について触れてみたいと思います。 ...