#354 流行的方言の背景
前回の井上先生の論文の中から、土手康瑛氏の節では「流行的方言」がコミュニケーションの資源となっている点が取り上げられています。 ここで取り上げられている「流行的方言」とは、女子高校生をはじめとする若者の間で、電子メールなどの文字によるコミュニケーションの際に、自身の出身地とは異なる(例えば東京生まれであっても)地方の方言をあえて使用する現象を指します。具体例として、東京生まれの女子高校生が「なまら(北海道弁)〜やないか(大阪弁)」といった表現を使用し、それが流行語大賞に選ばれるような事例が挙げられています。 ...