#190 意味の公共性
三木(2019)を読みながら、「話し手の意味の公共性」という概念について考えています。 これは、私自身、日ごろからかなり意識している問題でもあります。言語学の理論としてというよりも、日常のさまざまなコミュニケーションにおいて、いちばん重要なことの一つではないかと思っているテーマです。簡単に言えば、誰かが何かを発言し、それを誰かが聞いているとき、話し手はその意味に対して責任を持たなければならない、ということです。言わないという選択をするのか、それとも言って、その結果を引き受けるのか。私はいつも、その二択だと思っています。 ...