#273 ジョークのタイミング
以前に扱ったジョークの使用に対するアメリカ人と日本人の違いに関連する内容が、大島(2001)でも同様に確認されました(実は、前回の本に載っていたのをきっかけに、今回この本を読んでいるわけですが…!)。 ...
以前に扱ったジョークの使用に対するアメリカ人と日本人の違いに関連する内容が、大島(2001)でも同様に確認されました(実は、前回の本に載っていたのをきっかけに、今回この本を読んでいるわけですが…!)。 ...
大島(2001)は、異文化コミュニケーションにおける重要な要素の一つとしてユーモアを挙げています。ハワイを対象とした調査では、多様な人種が共存する他民族社会において、異なる民族同士が平和に共存するために、異文化をネタにしたジョークが日常のコミュニケーションに欠かせない役割を果たしていることが明らかにされています。 ...
ブックログで紹介した『笑いの力』の中に、興味深い記述がありました。 「(河合) ぼくの解釈は、アメリカ人というのはみんな個人、バラバラでしょう。パーティーの席でも、みんなバラバラなんですよ。一緒に話を聞いてもらおうと思ったら、笑うってのが一番いいんです。みんなでわあっと笑うと、一体感ができるでしょう。一体感をつくっといて、しゃべる。 日本人は、来てすぐみんな一体になってしまう。そうすると、ぼくも本来ならば聴衆の側にいるべきなのに、演壇に立たされるわけでしょう。これは絶対に弁解せにゃいかんわけですよ(笑)。「私は、本来ならばみんなのところにいるべき人間だけど、演壇にいます」ということを言わねばならない。アメリカ人には、ジョークの本がいっぱいあるんですよ。明日スピーチをするといったら『ジョーク集』で勉強して、これを言おうと思ってくるんですよ。前の晩考えたジョークを朝言うって一番あほやとぼくは思うんですが、それでも、みんなわあっと笑うんでしょう、これもやっぱり儀式なんです。日本人も弁解が儀式になっているのと同じように」 ...
Janet Holmes の“Humour, Power and Gender in the Workplace” を読みました。 データはニュージーランドの職場で、政府機関や民間企業、小規模ビジネス、工場、病院の病棟など、かなり幅広い現場が対象になっています。この論文でのユーモアの定義は次のようなものですが、やはり判断は簡単ではないとも述べられています。 ...