#159 ゴシップの役割

前回に引き続き、Coupland(2019)では「ゴシップ」についても取り上げられています。ゴシップは、スモールトークのサブジャンルとして捉えることも可能だろう、という立場から、その定義や具体例、そして機能が紹介されています。 ...

2026-1-16

#158 制度の中のスモールトーク

前回に引き続き、Coupland(2019)のスモールトークについての話です。今回紹介されているのは、医者と患者のやりとりの一例です。 このやりとりの本来の目的は、もちろん患者の症状について話すことにあります。ただ、いきなり核心に入るわけではありません。やりとりは、医者の “morning” に対して患者の妻が “good morning” と返し、さらに “you enjoy your holidays?” と続くような、ごく日常的な会話から始まります。そうしたやりとりを経て、ようやくデータの20行目で “what’s the problem?” と、本題に入っていくのです。この20行目に至るまでのやりとりについては、次のように説明されています。 ...

2026-1-15

#157 予測できると安心

前回の続きになりますが、スモールトークを考えるうえで、「予測可能(predictable)」であること、そして「慣習化されている(conventionalized)」ことが重要なキーワードになってきそうです。 ...

2026-1-14

#156 スモールではないスモールトーク

学生と一緒に、Justine Coupland の論文 “Social Functions of Small Talk and Gossip” を読みました。 この授業では、論文を読む前に毎回スモールトークの時間をとってきたので、最終回にこの論文を扱えたのは、これまで自分たちがやってきたスモールトークの意義をあらためて考えるうえで、とてもよい締めくくりだったように思います。 ...

2026-1-13

#39  ファティック〇〇

そろそろ後期が始まるので、授業をどのように進めようかイメージしはじめています。昨年からは、多くの英語の授業で、最初にスモールトークの時間をとるようにしてきました。 ...

2025-9-1