#321 あめあめふれふれ
授業で皆と一緒に、瀬戸賢一氏の論考「雨の表現がたくさんある日本語は風流か?」(『新英語教育』)を読みました。私自身、『雨のことば辞典』の読者として、日本語には雨を表す言葉が非常に多いという事実は知っているつもりでした。しかし、この論考が提示する英語との対照的な視点が面白く、ちょうど台風が近づいている今日、そしてこの梅雨の季節に書き残しておくのも乙かなと思い、今回取り上げることにしました。 ...
授業で皆と一緒に、瀬戸賢一氏の論考「雨の表現がたくさんある日本語は風流か?」(『新英語教育』)を読みました。私自身、『雨のことば辞典』の読者として、日本語には雨を表す言葉が非常に多いという事実は知っているつもりでした。しかし、この論考が提示する英語との対照的な視点が面白く、ちょうど台風が近づいている今日、そしてこの梅雨の季節に書き残しておくのも乙かなと思い、今回取り上げることにしました。 ...
サピア・ウォーフ仮説で知られるBenjamin Whorfの論文 “The Relation of Habitual Thought and Behavior to Language” を、授業で扱う予定があり読み直しました。冒頭の章 “The name of the situation as affecting behavior” では、ウォーフが火災保険会社で働いていたときの経験をもとに、名称が人の行動に与える影響について語っています。 ...
昨日の記事の続きで、今日もウォーフの論文をまとめていきます。ウォーフは、ホピ語と西欧語の比較から見えてくる重要な点を、次のように述べています。 ...
形のないものを形のあるもので喩える、つまり比喩的に対象化する方法は、Standard Average European(SAE)の言語ではごく自然に行われています。ウォーフは次のように述べています。 ...
いのほた言語学チャンネルで、英語の wear について、日本語との感覚の違いを取り上げていただきました。 このテーマは、杉野服飾大学1年生のオムニバス授業でも扱っていて、「言語間の共通性と相違点」のうち、相違点の例として紹介しています。日本語と英語では、何に価値を見出し、どこで意味を切り分けるか、その分節の仕方が異なることを説明しています。 ...