#254 読者ではなく消費者
三省堂で購入した稲田豊史さんの著書『本を読めなくなった人たち』を読了しました。 その中で、自分が日頃迷っていた「聞き手・読み手の位置づけ」について、非常に納得させられる整理があったのでご紹介します。これは、著者が2022年に刊行して話題となった『映画を早送りで観る人たち』ですでに言及されている分類なのだそうですが、映像作品に向き合う人を以下の2種類に分けて定義しています。 ...
三省堂で購入した稲田豊史さんの著書『本を読めなくなった人たち』を読了しました。 その中で、自分が日頃迷っていた「聞き手・読み手の位置づけ」について、非常に納得させられる整理があったのでご紹介します。これは、著者が2022年に刊行して話題となった『映画を早送りで観る人たち』ですでに言及されている分類なのだそうですが、映像作品に向き合う人を以下の2種類に分けて定義しています。 ...
Ede and Lunsford (1984) では、オーディエンスを2種類に分けて論じられているのが印象的です。それは「実際の聴衆(Audience Addressed)」と、書き手や話し手によって「喚起される聴衆(Audience Invoked)」です。 ...
パブリックスピーキングについて、深澤(2020)の議論を読みました。深澤は、日本語パブリックスピーキングを「新しい情報や自分の考えなどを日本語で他人に伝えること」と定義し、さらにメッセージを通して相手を納得させることを「説得」と呼んでいます。そして、その説得のプロセスを、言語行動だけでなく非言語行動も含めた量的・質的調査によって明らかにしようと試みています。 ...