#316 アナウンサーに教わる解説者
授業内でスポーツの実況解説を取り上げ、そこから観察できる日本文化の特徴について考えました。具体的には、専門家や有識者である解説者とアナウンサーの間にある上下関係や、お互いの立場を「わきまえる」関係性についてです。すると、数人の学生がコメントシートに「今回のワールドカップでの本田圭佑さんの解説が話題になっている」と書いてくれました。 ...
授業内でスポーツの実況解説を取り上げ、そこから観察できる日本文化の特徴について考えました。具体的には、専門家や有識者である解説者とアナウンサーの間にある上下関係や、お互いの立場を「わきまえる」関係性についてです。すると、数人の学生がコメントシートに「今回のワールドカップでの本田圭佑さんの解説が話題になっている」と書いてくれました。 ...
授業では、スポーツ実況の日英語対照(多々良 2017)を扱いました。そこでは先行研究の知見も交えながら、実際の例をもとに日米の言語文化の違いが説明されています。 ...
昨日は井上逸兵先生のご講演を聞きました。実は昨晩は、その前の「階段滑り落ち事件」の衝撃が長引き、さらに講演後の打ち上げと締めの博多ラーメンにも参加したこともあって、疲労困憊で布団にダイブしてしまいました。そのため、昨日のうちに追記することはできませんでした。 ...
昨日(9/6)参加した社会言語科学会のシンポジウムでは、「疑似インポライトネスとしての毒舌キャラの発言」をテーマにした佐藤亜美先生のご発表を拝聴しました。 ...
最近、話し手の発話、特に「評価」や「意見の提示」といったものが、ハラスメントやマウントと受け取られて非難される場面が増えているように思います。 ...
テレビっこでドラマ好きとして、これまで多くの作品を観てきました。サブスクリプションを利用するようになってからは、日本の作品に限らず海外のドラマも幅広く視聴するようになりましたが、その中で強く印象に残っているのは、韓国ドラマや日本のドラマにおいて登場人物の「心の声」がきわめて多く用いられているという点です。 ...
担当している多くの授業で学生にプレゼンテーションをしてもらっていますが、その際に力を入れているのは、話し手よりも聞き手側の練習です。 その背景には、話し手の発話が聞き手によって変化するというオーディエンスデザインの考え方(”In audience design, speakers accommodate primarily to their addresse" p. 145)があります(Bell 1984)。ベルはラジオのニュースキャスターの発話スタイルを対象にしていますが、そうしたメディアの発信は、一方通行のように見えて、実は双方向的なインタラクションで成り立っている(多々良 2017)という主張も意識しています。これらの考え方はもともと語の選択やイントネーションといった発話スタイルの変化に注目するものですが、プレゼンテーションの場では、プレゼンターの発話内容やその質、情報量にまで広く適用できると私は考えています。 ...
先日、銀座のとあるお店で『銀座百点』という雑誌に出会いました。どのような雑誌かというと、 創刊は1955(昭和30)年。渋谷や新宿の台頭に危機感を募らせた銀座の100の専門店が前年に結成した「銀座百店会」が、街の魅力を発信しようと発行した。発行部数は約6万部で、加盟店が原則500部ずつ買い取り、得意先に贈ったり、店先から持ち帰ってもらったりするのが特徴。 ...