#368 アイデンティティの行為
今日から長野に来ています。避暑地で執筆を……と思って訪れ、綺麗な景色を眺める間もなく、パソコンの画面ばかり見つめております。 本日もあまり余裕がないため、ピーター・トラッドギル(Peter Trudgill)の『A Glossary of Sociolinguistics』の中から、いま書いている内容と関連する「act of identity」の項目をまとめるにとどめさせてくださいませ。 ...
今日から長野に来ています。避暑地で執筆を……と思って訪れ、綺麗な景色を眺める間もなく、パソコンの画面ばかり見つめております。 本日もあまり余裕がないため、ピーター・トラッドギル(Peter Trudgill)の『A Glossary of Sociolinguistics』の中から、いま書いている内容と関連する「act of identity」の項目をまとめるにとどめさせてくださいませ。 ...
『新英語教育』に掲載されている神崎高明先生の「同じ地域の英語話者はみんな同じ英語を話しているか?」という論考を読みました。データ自体はその後更新されている部分もあるかと思いますが、英語に限らず面白い指摘がいくつかありましたので、書き留めておきたいと思います。 ...
最近、コード・スイッチングに関する最近の研究にはどのようなものがあるのか気になり、簡単に調べていました。その中で、YouTubeなどのソーシャルメディアを対象とした研究がいくつか見つかったのですが、今回実際に読んでみたのは Adawiah et al. (2023) による調査です。 ...
私自身の卒業論文と修士論文では、一貫して企業理念やミッションを題材とした分析を行ってきました。最近改めて、経営者にとって理念がどのように機能していると考えられているのか、といった視点から関連する文献を読み返しています。 ...
木場(2019)の論文を読みました。木場は、両性愛(バイセクシュアル)の性的少数者である女性、かつ日本では「外国人」とされうる民族的少数者の女性へのインタビューをもとに、語りの場において彼女たちのアイデンティティがどのように構築されていくのかを、ナラティブ分析によって明らかにしています。 ...
ナラティブについて、秦(2018)をもとに整理しておきます。もともとポジショニング理論について考えようとしていたところで出会った論文で、理論的背景として示されているナラティブ研究の潮流がとても分かりやすくまとめられていたため、ここに書き留めます。 ...
Markus and Kitayama(1991)は、自己や他者、そしてその相互関係をどのように捉えるかについて、文化による違いがあることを指摘しています。ややステレオタイプ的に整理されている側面もあるとは思うのですが、「こうした捉え方のバリエーションがある」と知るという点では有効だと感じているので、ここに書き留めておきます。 ...
企業において、「創業者物語(founder’s story)」は、従業員のアイデンティティ構築において重要な役割を果たすようです。Lønsmann(2019)は、国際化を迫られる家族経営のデンマーク企業を対象に、創業者物語がどのように語られ、また企業の刊行物などでどのように使用されているのかを、エスノグラフィー的に調査しています。 ...
前回に引き続き、Coupland(2019)では「ゴシップ」についても取り上げられています。ゴシップは、スモールトークのサブジャンルとして捉えることも可能だろう、という立場から、その定義や具体例、そして機能が紹介されています。 ...
中村桃子先生の『「自分らしさ」と日本語』を読んでいて、「アメリカの命名と日本の命名の違い」に目が留まりました。 日本では、漢字やひらがなの意味・音・字画を意識して組み合わせることで、新しい名前を作ることが多いのに対し、アメリカなどのキリスト教圏では、いくつかある聖人の名前から選ぶのが一般的だそうです。 ...