朝日新聞の10月3日付けの記事で、文化庁が実施した「国語に関する世論調査」の結果が紹介されていました。この調査は今年の1月から3月にかけて全国の16歳以上の男女6千人を対象に郵送で行われ、3,777人から有効回答を得たものです。
調査結果によると、国語について「非常に関心がある」または「ある程度関心がある」と答えた人の割合が合わせて83.1%にのぼり、過去最高を記録したそうです。文化庁の担当者はこの背景について、スマートフォンやSNSの普及によって日常的に文字のやりとりが増えたことや、ネット上の炎上などを目にする中で言葉の使い方を意識する機会が多くなったためではないかと分析しています。
具体的な調査内容を見ると、職場での呼び方に関する質問では、部下が課長を呼ぶ際に「〇〇課長」と役職で呼ぶ人が62.9%で最も多かったものの、名字に「さん」を付ける「〇〇さん」という呼び方が25.5%を占めました。これは2015年度の調査から9.5ポイント増加しており、呼び方の変化が見られます。
また、いわゆる「ら抜き言葉」である「早く出れる?」の日常的な使用については、「出れる」と答えた人が51.0%となり、「出られる」の47.3%を上回りました。「ら抜き言葉」の使用割合が半数を超えたのは今回が初めてとのことで、言葉遣いの変化がうかがえる興味深い結果となっています。
体感的にはどちらも納得の結果です。
参考
https://www.asahi.com/articles/ASVB13QVRVB1UCVL025M.html
Keywords
ら抜き言葉