またもや、7月23日の新聞でとても興味深い記事を見つけました。

看護師さんが別の看護師さんに向けて使う「目を貸してくれる?」という言葉についてです。これは「ダブルチェックをする」という意味なのだそうです。

記事によると、看護師向けサイト「カンゴトーク」で700人を対象に行われたオンラインアンケートでは、実に69.2%が「よく言う」と回答したとのこと。まさに看護の世界ならではの言葉なのだなと実感させられます。

この表現について、近畿大学の大田垣仁先生は、視線から注意・確認へと意味が移っていく「換喩(かんゆ)」という表現技法で説明されています。「手を貸す」の手が「手伝い」を指したり、「足がない」の足が「移動手段」を意味したりするのと同じような事例として取り上げられていました。

これから一般的にも使われるようになっていくのでしょうか。今後の広がりが楽しみです。


参考
https://www.asahi.com/articles/DA3S16511154.html

Keywords
メトニミー、意味変化