明けましておめでとうございます。

草花図鑑をパラパラとめくっていて、思わず立ち止まったのがイチョウの語源でした。イチョウという名前は、中国名の「鴨脚(おうきゃく)」、扇形の葉がカモの足に似ていることからつけられた呼び名、その宋音「ヤーチャオ」が変化したものだそうです。

たしかに、あの葉の形は言われてみるとカモの足に見えてくる。

植物と動物、カテゴリーは違えど、すでに知っているものに喩えて捉えようとするところに、類推(アナロジー)の力を感じます。さらに、その呼び名の「音」を取り込んで、日本語の「イチョウ」という形に落ち着いていく過程もおもしろい。そこには、人間の認知の柔らかさや、ことばが人から人へと受け渡されてきたコミュニケーションの痕跡が見える気がします。

「どうしてこの名前なんだろう」と立ち止まって調べてみると、ことばの背景だけでなく、それを生み出した人間のものの見方まで、少し垣間見える。そんなことを考えながら、新年らしく、あれこれと空想を膨らませています。

p.s. それにしても、本日をもって Stranger Things の放送が終わってしまったのが本当に寂しい。あまりに大きな物語の終わりにいまだ放心状態です・・・。


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アナロジー