朝日新聞の「折々のことば」で紹介されていたので購入。関係するからこそ響いたのだと思いますが、以下は、教員としての在り方から「学び」を考えさせられた部分です。

「先生が必死になって教えまくっても、生徒はそう伸びないんだ。教えない先生がいると、生徒は自分でものすごく勉強するんです。あんなもの頼りにならんというので、その子たちは必死になって勉強している。」

また、わからないこと、をおもしろいと自分も思いたいし、相手にも思ってもらいたいと感じた部分

「このごろみんなわからんといかん、よくわかるようにしましょうと言いますが、あれで、学生さんがわからんことへのこらえ性がなくなりまして、わからんけどおもろいというのがないんです。」

たしかにそうかも、とくすっと少し笑った研究室のエピソード

「教授が平気でボロを出したりして、研究室の若い連中が、うちの教授はしょっちゅう言うことが変わるしな、あのおっさんいい加減やしなと言っている研究室は、ものすごく活発です(笑)。民主的などという政治的な問題じゃなくて、あれでお互いにけっこう賢くなっているんです。賢くなり合う関係というのは、うまいこといっているという感じがしますね。」