こちらも三省堂で、『本を読めなくなった人たち』のとなりに置かれていたので手に取りました。

私が社会言語学の学びをする中で得て確認してきた概念・感覚を、自らの書評(または推し活)の経験から体得された様子が身近なことばで書かれており、すっと頭に入ってきます。ことばの危険性や魅力も伝わる一冊。

「私たちは放っておくと、想像以上にすぐ他人や世間の言葉に支配されてしまう。」

「冷静に自分の好みを言語化することで、自分についての理解も深まる。」

SNSやインターネットでスラングが生まれやすいことについては、

「俺とお前の間に、説明なんていらない、仲間だよな?同じ言語を使っている同志だよな?そんな暗黙の了解をとるために、私たちはスラングを使い続けるんです。」

私も自分の「好き」をどう語るか、楽しく、使い分けていきたいなと思います。